海の上のピアニスト
2007-09-24 Mon 00:35
海の上のピアニスト


 ジュゼッペ・トルナトーレの『海の上のピアニスト』を観た翌日、トルナトーレについての批評対談を読んだ。
 その記事は月刊PLAY BOYに掲載されていたのだがその批評対談を読みたくて手に取ったわけではない。その雑誌を手に取った理由は3大ギタリスト特集で例を挙げるなら「三大ジャズ・ギタリスト」や「三大フュージョン・ギタリスト」、「三大速弾きギタリスト(インペリテリやトニー・マカパインの名前が入っていなかったのは少々意外だった。一般的にはマニアック過ぎるのか? 勿論イングヴェイは入っていた)」、中には「三大顔弾きギタリスト」なんてのもあって笑った。
 しかし、思いの外面白くなく、少々ガッカリしながらペラペラと何とはなしにページを捲っていくとジュゼッペ・トルナトーレの名前が大きく載っていて思わず手を止めた。そして思わずほくそ笑んだ。何せトルナトーレの映画を観たのは昨日の今日なのだから。
 意気揚々と批評対談を読み始めると、まずは『ニュー・シネマ・パラダイス』についてだった。作品に対する評価は最高だった。私の評価も最高だ。
 次の『海の上のピアニスト』の評価は良いとは言えるものではなかった。彼らに由ると、大筋は良いが後半が冗長でグダグダらしい。私は全くそんなことを感じなかった。それに音楽もあまり良くなかったと書いてあった(音楽というよりこの映画の音楽家のピークについて書いてあった)。私は全くそんなことを感じなかった。
 映画の評論をあまり読む方では、全くといっていいほど読まないのだが、観たてホヤホヤの映画に対する評論というのも中々面白かった。
 そのトルナトーレの日本未公開作品(といっても昨年公開したもの)が今秋日本で上映されるらしい。ピアフの映画よりも楽しみだ。
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Hymne à l'amour
2007-09-14 Fri 21:31
 ピアフの映画が楽しみでしようがないのさ。最近はホントKING-SHOWの新作とピアフがヘヴィ・ローテーション。日本のカルト・ロックとシャンソンの至宝……それにムソルグスキーもよく聴くなぁ……
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スリーピー・ホロウ
2007-08-25 Sat 00:33
スリーピー・ホロウ

 原作を読んだ上で観る映画というのは意識無意識の如何にせよハードルが高くなってしまう。
 小説は小説、映画は映画、ドラマはドラマ……分かっちゃいるけど中々割り切れない。映像化するのなら脚色したり端折ったりは至極当然のこと。でもねぇ、そう簡単に割り切れないんだよ、というのが本音である。
 例えばカポーティの名著『ティファニーで朝食を』。
 この名著が映像化されているのはあまりにも有名です。主演女優はオードリ・ヘップバーン嬢。
 有名な映画です。評価の高い映画です。長年に渡り愛されている映画です…………

 だから何?

 私は映画『ティファニー〜』のオープニングでホリー・ゴライトリーが朝食を、あのティファニーの前でサンドウィッチ(の様な物)を食べているシーンを観た瞬間、停止ボタンを押そうと思いました。しかし、何とか堪え続きを観ると卒倒しそうな映像が……
 それはホリーの住むアパートの最上階の住人を観た時でした。すかさずデッキからDVDを取り出して叩き割ろうと殺気立ったのですが、さすがにレンタルDVDなので唇から血を流して理性を保ち何とか踏みとどまりました。他人様の物を壊すのはよくないことですから。
 私個人の見解としては映画『ティファニー〜』を観るのなら原作を読むな! ということです。しかしそれを振り切り観るというのなら、私は止めません。「呪いの館に行ってはいけない」という忠告を敢えて無視して呪いの館に踏み込んでいく人をどうして止めることが出来ようか……
 閑話休題
 W・アーヴィング著『スリーピー・ホローの伝説』を土台にした映画『スリーピー・ホロー』。
 この映画面白いです。首が刎ね飛ばされまくりますが……
 配役:ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ。監督:ティム・バートン…………

 だから何?
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Kill Bill
2007-08-20 Mon 04:40
『Kill Bill』は字幕で見るに限る。
 昨日というか今日未明に放送されていた吹き替え版『Kill Bill』を「観た」、というより「つい観てしまった」のだけれど、日本人ならこの映画は字幕で観るべき。観ることをお薦めする。
 この映画の善し悪し云々、評価云々は個人によるものであるのは重々承知の上であるが、ユマ・サーマンとルーシー・リューの決闘シーンは是が非でも吹き替えではなく字幕で観てもらいたし。
 字幕というより演者自身の声で観ていただければ抱腹絶倒間違いなしだと感ぜられるのだが……まぁ、感覚というのは千差万別どころか億差兆別ともいえるのでなんともいえないが、たどたどしいを遥か彼方に通り越えた2人の日本語のやり取りは鑑賞するに充分に値すると思われる。一見というか一聴されたい。
 よくO.K.したな、と思うこと請け合い。

 兄
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甘い生活
2007-07-18 Wed 13:54
甘い生活


 5分遅刻して5時間待った映画。
 一言で言えば、っていうか言っちゃうよ。今まで観た映画で一番面白かった。ラストシーンがフェードアウトした瞬間、全身の毛が逆立ったね。
 そのシーンがラストカットだとは知らず、心の中で「おいおい、まさかこのシーンがラストなワケないよな? そんなワケないよね? このシーンで終わっちゃダメだよフェリーニ? そんことしちゃダメなんだよ、フェリーニ。だって凄すぎるモン。凄すぎるよ。凄いよ。終わっちゃった。終わっちゃったよ!!!!」と、絶叫していると全身の毛が逆立った。そして暫く動けなかった。
 凄いよ、フェリーニ。マストロヤンニも凄いよ。何なんだよこの映画。一回観ただけじゃ分かんないよ。あのシーンやこのシーンはどういう意味なの? 分かんないよフェリーニさん。でも、そこがまたいいよ。最高だよ。
 でも、そんな最高な映画に自分を合わせて9人ってどういうことだよ! 確かに古い映画だけどさぁ…………って、芸術に古いも新しいもないよ。
 どうしてこの映画に9人しかいないんだよ〜! でも、ガラガラで観やすかったって!!
 さて、今週は『ひまわり』だ。遅刻しないようにしよ。

 兄
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