スケッチ・ブック
2007-08-26 Sun 18:05
スケッチ・ブック (新潮文庫)

 『スケッチ・ブック』W・アーヴィング 著

この本を手に取った動機はハッキリと憶えている。
 J・アーヴィングを探す度に「JじゃなくてWじゃねえか。期待させやがって!」
 というようなことが頻繁に起こり、
「分かった、分かったよ。読めばいいんでしょ、読めば!」
 と、W・アーヴィングはな〜んにも悪くないのに上梓約200年後の極東で私は心の中で悪態をついて手に取った次第で御座いまする。
 しかも購入前に目次を見て「あっ! リップ・ヴァン・ウィンクルだ!」と小さく嬉々とし声を漏らしたんだから仕様が無い。
 私にとって「リップ・ヴァン・ウィンクル」は映画『野獣死すべし』で知っているだけだったので、まさかその引用元とこんな偶然の出逢いをするとは夢にも思わず、レジへと走った。
「偶然というのは廻り回って必然になるんだなぁ〜。一見関係無いような事柄物事でも無関係なんてことは、無意味なことなんてのはないんだ」、なんて哲学的なことをその時思ったかどうかは定かではない。
 さて、その「リップ・ヴァン・ウィンクル」は面白かったのか?
 答えは面白かった。この本の話の中で一番好き。それに「リップ〜」だけでなく「幽霊花婿」に「妻」、「ジョン・ブル」も秀逸。
 そしてなんといっても「スリーピー・ホローの伝説」に尽きる……と言いたいところだが、個人的には映画『スリーピー・ホロウ』の方が面白かった。しかし、原作というか土台(「スリーピー・ホロウ」の話はW・アーヴィングのオリジナルではなく一種の都市伝説のようなもの)を知った上で映画を観るのも一興ではないかと。

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スリーピー・ホロウ
2007-08-25 Sat 00:33
スリーピー・ホロウ

 原作を読んだ上で観る映画というのは意識無意識の如何にせよハードルが高くなってしまう。
 小説は小説、映画は映画、ドラマはドラマ……分かっちゃいるけど中々割り切れない。映像化するのなら脚色したり端折ったりは至極当然のこと。でもねぇ、そう簡単に割り切れないんだよ、というのが本音である。
 例えばカポーティの名著『ティファニーで朝食を』。
 この名著が映像化されているのはあまりにも有名です。主演女優はオードリ・ヘップバーン嬢。
 有名な映画です。評価の高い映画です。長年に渡り愛されている映画です…………

 だから何?

 私は映画『ティファニー〜』のオープニングでホリー・ゴライトリーが朝食を、あのティファニーの前でサンドウィッチ(の様な物)を食べているシーンを観た瞬間、停止ボタンを押そうと思いました。しかし、何とか堪え続きを観ると卒倒しそうな映像が……
 それはホリーの住むアパートの最上階の住人を観た時でした。すかさずデッキからDVDを取り出して叩き割ろうと殺気立ったのですが、さすがにレンタルDVDなので唇から血を流して理性を保ち何とか踏みとどまりました。他人様の物を壊すのはよくないことですから。
 私個人の見解としては映画『ティファニー〜』を観るのなら原作を読むな! ということです。しかしそれを振り切り観るというのなら、私は止めません。「呪いの館に行ってはいけない」という忠告を敢えて無視して呪いの館に踏み込んでいく人をどうして止めることが出来ようか……
 閑話休題
 W・アーヴィング著『スリーピー・ホローの伝説』を土台にした映画『スリーピー・ホロー』。
 この映画面白いです。首が刎ね飛ばされまくりますが……
 配役:ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ。監督:ティム・バートン…………

 だから何?
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Kill Bill
2007-08-20 Mon 04:40
『Kill Bill』は字幕で見るに限る。
 昨日というか今日未明に放送されていた吹き替え版『Kill Bill』を「観た」、というより「つい観てしまった」のだけれど、日本人ならこの映画は字幕で観るべき。観ることをお薦めする。
 この映画の善し悪し云々、評価云々は個人によるものであるのは重々承知の上であるが、ユマ・サーマンとルーシー・リューの決闘シーンは是が非でも吹き替えではなく字幕で観てもらいたし。
 字幕というより演者自身の声で観ていただければ抱腹絶倒間違いなしだと感ぜられるのだが……まぁ、感覚というのは千差万別どころか億差兆別ともいえるのでなんともいえないが、たどたどしいを遥か彼方に通り越えた2人の日本語のやり取りは鑑賞するに充分に値すると思われる。一見というか一聴されたい。
 よくO.K.したな、と思うこと請け合い。

 兄
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Painkiller
2007-08-18 Sat 02:22
 高校生もプロも野球が熱い。
 名古屋も多治見も日本中が暑い。
 私の左腕は腱鞘炎で痛い。
 ううあうあうあ〜
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Black sabbath
2007-08-11 Sat 14:38
 時に母親というのは此方には理解不可能な買い物をすることがしばしばある。何故それを買ったのか? 何故それを買おうと思ったのか? その衝動に追い立てられた経緯は一生では理解すことは出来ない。三生すればその片鱗くらいは窺い知れるかもしれない。
 今現在の私にはその考えの到達地点には一オングストロームも近づくことができない。しかし、たった一つだけ理解出来るところがある。それは「安かったから」である。
 母親が買った品物はTシャツだった。何の変哲もないTシャツである。そのTシャツにプリントされている意味を知らない者にとっては。知る者にとっては「安かった」以外には考えられない……
 
 私が居間で野球を観戦していると、突然母親が訊いてきた。
「今日、これ買ったんだけどさぁ……」
 言いながらTシャツを広げ見せた。私は目を疑った。しかし、困惑している私をお構いなしに彼女は続ける。
「これ安かったんだけど、これってバンドかなんかなの?」
 イノセントな表情で私に訊いた。案の定そのTシャツに描かれているのが何であるのか知らずに購入したようだった。
「イギリスのバンド……」
 私はそう一言だけ言った。たった一言だけ。「安かった」という理由だけでBLACK SABBATHのTシャツを購入した彼女に対して、それ以外に何が言えようか!
 ただ訊かれたことを簡潔に答えた。それだけだ。
 それ以外に何が言えようか?
「バーミンガムで誕生した偉大なるバンドBLACK SABBATHがどれほどへヴィメタル・シーンにおいて、全ロック・シーン、あまねく全てのディストーション・ギターを取り入れたミュージック・シーンにおいて偉大なる功績を、宇宙的な影響を与えたのか。直接・間接問わず、現存する全ての歪んだギター音に彼らの影響が、血が、魂が、へヴィネスが……」
 このようなことを言って何になる?
「安かったから」といってBLACK SABBTHのTシャツを父親の寝巻きにしようとした彼女に論じて何になる? 何にもならない。だから言わない。
 さて私がこの話で一つ気になっているのは、解せないのは「一般主婦が買い物をする場所で何故このようなモノが売られているのか?」である。売り場には「Sweet leaf」が流れているのだろうか?
 ヘイル

 兄
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まるで……
2007-08-10 Fri 11:56
 花巻東(岩手代表)VS新潟明訓(新潟代表)
 花巻VS明訓
 こ、これはまるで、まるでドカベンではないか!
 フォークがウイニングショットのエース、それを迎え撃つ明訓ナイン。漫画では明訓が勝利。さて今日の対戦では…………

 兄
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Ready to strike
2007-08-08 Wed 13:24
 夏だ! 高校野球だ!
 いいぞ、一塁ヘッドスライディング。絶対間に合わないタイミングのヘッドスライディング!
 ホントは駆け抜けた方が速いけど。でも、そんなの関係ないよ。一塁ヘッドスライディングも考えられないエラーも、ストライクが全く入らなくなるのも夏の風物詩の一部なんだからさ。
 OBがプロでもメジャーでも大活躍の地元名電は三度目の正直で一勝を。
 秘かに宇治山田商・中井君に注目しているというのはナイショにしておこう。
 
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Black diamond
2007-08-03 Fri 22:08
 天才はやっぱり天才なんだなぁ、と思った。
 黒川紀章は天才。だって、言っていることがチンプンカンプンでトンチンカン。天才というより奇人ともいえる。いや、天才だな。やっぱり天才だな。天才でなければ「100万人党員」発言は出てこない。マトモな人間凡人にはその発想すらないよ。
 是非黒川先生には選挙に出まくってもらいたい。そしてことごとく落選して、トンデモナイ宇宙的発言で笑わしてほしい。
 ホントにツボだよ、このヒト。
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売文稼業
2007-08-01 Wed 14:22
 今月の月刊プレイボーイに掲載されていた『売文稼業』(原題『The nib for hire』)という短編小説が面白かった。メチャクチャ面白かった。空前絶後に面白さだった。まぁ、最後のは言い過ぎですが。
 なんとこの短編の著者はウディ・アレン。あのウディ・アレン。そしてウディ・アレンだからこそ読んだ。買わずに読んだ。
 私にとって監督ウディ・アレンでも俳優ウディ・アレンでもなく、小説家ウディ・アレンというのは新鮮であり、そして新鮮でありながら瑞々しいのではなく燻されている、というかなんというか、あぁうぅ、その、あの、まぁ、うううぅ、頭がゴチャゴチャしてきた。
 ウディ・アレンらしいアイロニーやユーモアが利いていて、そして活字だからこその映像にはない魅力を如何なく…………ダメだ。まてめらンないや。
 まぁ、ウディ・アレンという男は想像力を具現化する能力が異常なんだろう。簡単に言えば天才。「天才」という一言では納まらない天才。あぁ、『BANANA』観たくなってきた。

 …………支離滅裂な文章だ。

 兄
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