The suicider
2006-09-24 Sun 03:51
え〜、今回はですねぇ
ネタが無いわけじゃないのですが
この本を。

『ベロニカは死ぬことにした』パウロ・コエーリョ著

この本は数年前に某大型書店で
ジャケ買いならぬタイトル買いしたのですが
正直裏切られました。
それも悪い意味で。

何が裏切られたってオチ・終盤が最低だった。
話の3/4は凄く面白かった。
でも終わり1/4が全然良くない。

話の3/4を読んで「この終わり方だけは勘弁してくれ」
というのが2パターン出てきて
見事そのうちの一つが的中。

読み終わって何となく悔しかったので後日同著者の
『アルケミスト』を読んだのですが殆ど同じ結果に。
この本の場合は4/5が良くて終わり1/5が良くなかった
のが違い。
内容は全然違います。

それでも尚悔しいのでもう一冊殆ど期待せずに
『悪魔とプリン嬢』という本を読んでみると面白い。
飛びっきりに面白いわけではないのですがいくつか
実に興味深い部分が幾つか。
大まかに言えば(書けば)善と悪についてなのですが
何というかタイトルに良い意味で裏切られました。
アリスシリーズの様な童話っぽい作品かと思っていたら
とんでもない。

ここで話を『ベロニカは〜』に話を戻します。
この終わり1/4が良くない小説を映画化する(したのかな?)
というのを先日本屋で見たのですが、
キャストが日本人と韓国人というのを見て驚きました。

ちょっと、ちょっとちょっと

この話のメインはスロベニア人とブラジル人(たしか)
なんですよ。
まぁ、それは譲るとしても
舞台はスロベニア(でなければ隣接する東欧諸国の何処か)
なのです。
これは譲れません。
しかもあの精神病院の特殊で狂気なヴィトリオルな空気が
出せるのかと。
まぁ、本というのは読み手の想像が大きく作用するので
一概に映画と比較は出来ませんが。

この本は深読みしなければ面白く読めると思いますよ。
真っ白な犬みたいに。
御後が宜しいようで。

ベロニカは死ぬことにした ベロニカは死ぬことにした
パウロ コエーリョ
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アルケミスト―夢を旅した少年 アルケミスト―夢を旅した少年
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悪魔とプリン嬢 悪魔とプリン嬢
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